フォン(出汁)をお味見頂くコースを開始いたしました。

本来、フランス料理のフォン(出汁)は途中経過の未完成のものですのでお客様にお出しすることはございませんが、日本の軟水の水と向き合い、今まで長い時間が掛かりましたが、ようやく50歳を過ぎて年間、7~8種類の全てのフォンを安定して作れるようになりました。

フランス料理の基本の技術に敬意を払い、また日本人として独自の技術をもって完成されたフォンは、私が次世代に伝承したいと願うお味と技術であります。

これからも基本を大切に精進してまいりたいと思います。

シェフ 宮本雅彦



「フォン(出汁)のコース」開始です。

期間 12月1日より

 

フランス料理の基本の出汁・フォンをコースの中でお味見頂くコースです

フォンはシェフが「50歳を過ぎてようやく全を安定して作れるようになった」と言う、フランス料理の基本の出汁です。そしてシェフの料理の特徴といえば、これら幾種類ものフォン(出汁)を使ったソースにあります。 

フォンは野菜、魚の骨、鶏ガラ、仔牛、羊、ジビエの骨等と夫々の骨と香味野菜で数種類のフォンがありますが、それらを重ね合わせ、時にはコンソメも合わせて、そこにワインや調味料を加え、旨味とコク、そして複雑な味わのオンリーワンの一皿を渾身込めて作っています。

またこれらフォンはシェフが次世代に伝承したいと願う、シェフが長い間、独自の技術を研鑽して積み上げ仕上げた技術の結晶です。


・フォンのコース 24,000円(税込・サ別) 

コースの中で、その季節のコース料理の中で一番使フォンを1種類お味見頂きます。